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葛布角帯地 結び

葛布角帯地『結び』

経緯とも、団栗の鈍色
経糸は座繰り 太めの節糸
節が雨絣のような表情
うまく色が写真に出ないが実際はもう少し明るい

葛布角帯地『結び』

葛の糸は「葛結び」という独特な方法で繋ぎ一本の長い糸にし緯糸にする
無地は その結び目がより際立ち 経糸の節と程よく馴染み 雰囲気、表情のある布となる

葛布角帯地『結び』


結び目 縁結び 髪結い おむすび

「結ぶ」という言葉の用途、意味の多さに改めて気づく
結ぶという行為が 大変に信仰的であったことの名残なのだろうか
葛結び その作業、行為にも もしかすると深い祈りのようなものが込められているのかもしれない 
思えば、物事の結末も「むすび」という
むすび というと 単に終わりを示すだけでなく 
何か次に繋がるような気配を感じる

葛布角帯地/無地

葛の糸の光沢が失われないギリギリの経糸太さと密度
私の織る帯地の中では最も地厚です
角帯地は倍幅で織っていますので お使いになるときには半分か または お好みの幅に折ります
二重になることで よりしっかりとすると思います

糸の写真
左:絹 座繰り糸 右:葛苧(葛の繊維) どちらも団栗染め

  五寸六分(約21.5cm)
  一丈一尺三寸(約427.1cm)
緯糸 葛(北海道・手績み糸)
経糸 絹(群馬県・座繰り糸)
染め 団栗

こちらの帯地は札幌の せき呉服店 様にお買い上げいただきました。
良いご縁に感謝いたします。

持ち主様のご健康をお守りしますように。