葛布八寸帯地 DAWN

夜明け前の紫を見たくて、毎早朝、空を眺めた
紫が見えることは叶わなかったが、夜明けと共に刻々と変化する空の色は毎日違って、いつもと変わらぬ一日が始まる

夜明けを表す英語の「DAWN」は、他に、物事の始まり・兆し・分かり始める、といった意味がある

何か新しいことが始まるかもしれない
新しい発見があるかもしれない

札幌の冬の 夜明け前の色彩

葛布八寸帯地「DAWN」

色が左右で違うので 渦巻きを反対側から撮ると また違った雰囲気
そういえば 夜明け前の西の空はこんな風な紫かもしれない

葛布八寸帯地「DAWN」

お太鼓は内側に濃い紫と青

お太鼓柄
お太鼓内側
詳細

内側を表にしてリバーシブルでもお使いいただける想定

前帯の葛は生成り

前帯

手先はほんのり茜色 庭に植えて増やした日本茜で染めた
言われないと分からないくらいだが 締めた時に左右で出る色が違うようにした

手先

緯糸 葛 手績み糸(北海道札幌市)
経糸 絹 座繰り糸(群馬県安中市)
染め 藍、ふきのとう、日本茜、ラックダイ(紫鉱) + 生成り
  八寸一分
  一丈三尺四寸

2024.3.22 こちらの帯地は現在ご購入が可能です。お問い合わせはcontactよりお寄せください。storeにも掲載しております。