kina 角帯地

kina 角帯地

「キナ」はアイヌ語で「草」 この後も同じタイトルで何本か制作しておりシリーズ化している

経糸の絹糸は極太にした。だから密度もかなり粗い。だが、機械製糸によるこの絹糸は、太くても平らになる。全体的に大変滑らかである。

強度的にも風合い的にも帯地として販売するには色々と不安があったので、その後は同じ経糸密度では織らなくなったが、風合い良く 締めやすい。自家用としてとても良いと思う

「小袖風」の着方に憧れて、数度試着してみた。腰で締める感覚は気持ち良い。

巾 五寸三分
長さ 420cm
緯糸 葛手績み糸(北海道)
経糸 絹 生糸 (機械製糸による) 
染め 蓬、?(不明)