絹葛布八寸帯地 経絣

赤麻・団栗・蕗の薹・紫鉱 染 + 生成り

karus (カルシ/きのこ)

“絹葛布八寸帯地karus”

寸法
巾  八寸一分 (約30.6cm)
丈 一丈三尺七寸 (約517cm)

素材
緯糸 葛(北海道札幌 手績み糸)
経糸 絹(群馬県安中 座繰り糸)


お太鼓柄の基本の想定

“八寸帯地お太鼓”

絣の糸の色の切り替わりが お太鼓中心よりやや上に
タレは濃い色

この場合 前帯柄中心辺りにも 絣の色の切り替わりが出ます(関東巻きの場合)



お太鼓柄・その2

絣の糸の色の切り替わりが表に出ず シンプルな柄ゆき
タレも明るい色

お太鼓柄・その3


絣の色の切り替わりがお太鼓柄に出て タレ先は明るい色
ただしこの形は寸法上タレ先〜お太鼓中心までが短くなるので、あまり実用的ではないかもしれません

以上の3種類の柄の出方を想定し、お好みでお仕立ていただけるよう、端を長めに織っています
そして僅かに覗くお太鼓の裏側は濃い色


締める時に裏返すことで リバーシブルでお使いいただけます




帯地のタイトル『karus(カルシ)』はアイヌ語で「きのこ」を指す
きのこ と聞くと可愛らしいが karus と聞くと 少し重々しく 何か呪文を唱えているような気持ちがし アイヌ民族の世界観を垣間見るようでもあり しっくりするのでお借りした
確かに きのこは 寿命を全うした木、弱った木、老齢の木、命を終えそうな木に取り付き 菌糸を伸ばし 森の生命の循環を促す存在
もしくは、木々と共生しその命を強化する存在
私にとっても、それは 生と死、死と再生 そうしたことの象徴に思えてならない

何が何を表すかは 見る人が決めれば良いことだが
この帯地の 絣の糸の色の切り替わり部分で見えたり見えなかったりする縦線2本は 生と死、死と再生、陰陽、光と陰、など  この世の全てのものは表裏一体であり どちらが善でどちらが悪ということはなく 全てが当たり前に存在することを表す
この2本は 見えなくても確かに存在し帯地の端から端までを貫く

私としては、そうした事を意図して制作している




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